街を歩いていると「なんだこれ!?」という発見がよくありますよね。
私もこの前、京阪本線の七条駅に行ったとき、面白いものを見つけました。
それがこちら…。
正面に小さなモニターが付いた「Amazonで注文 好きなときに 受け取る」と書いてある、謎のロッカー「Amazon Hub」。
Amazon Hubとは、一体どういうものなのか?
今回は実際に利用してみたので、レポートしていきます!
そもそもAmazon Hubとは?
Amazon Hubの概要とメリット
Amazon Hubは、2019年から始まったAmazonの「宅配ボックス」サービスで、Amazonで注文した商品を受け取れるロッカー及びカウンターのことです。
Amazonの公式サイトによると、2020年6月現在、東京や神奈川など12都府県で利用可能となっています。
Amazon Hubのメリットの1つは「好きなタイミング」で受け取れるということ。
Amazonの無料会員の場合、時間指定は有料です。
不在中に荷物が届くと宅配業者さんに迷惑がかかりますし、再配達手配の手間もかかりますよね。
「無料」のAmazon Hubを利用すると、届いた荷物を自分の好きなタイミングで受け取ることが可能なんです!
また、このご時世、宅配業者さんとの接触を出来るだけ控えたいという方も多いと思います。
そういう方にもオススメのサービスとなっています!
京都に設置してあるAmazon Hubの場所と名前は?
Amazonの公式サイトによると、11月現在、京都市内には11つのAmazon Hubが設置されています。
こころにも | 京阪本線・出町柳駅(左京区) |
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みかのはら | 京阪本線・神宮丸太町駅(左京区) |
あまつかぜ | 京阪本線・三条駅(東山区) |
をぐらやま | 京阪本線・祇園四条駅(東山区) |
ありまやま | 京阪本線・七条駅(東山区) |
いまこむと | 京阪本線・中書島駅(伏見区) |
おこしやす | KOHYO・七軒店(上京区) |
くわい | ココカラファイン・西ノ京店(中京区) |
じねんじゅ | バロー・下鳥羽店(伏見区) |
せんまいづけ | TAMAYURA・伏見中島店(伏見区) |
にしんそば | ドラッグユタカ・久世店(南区) |
Amazon Hubには全て名前がついており、ひらがなで分かりやすくなっています。
京都市に設置してある11つのうち、京阪本線の駅に設置してある6つ「こころにも」「みかのはら」「あまつかぜ」「をぐらやま」「ありまやま」「いまこむと」は、百人一首の和歌5文字から名付けられています。
こころにも | 心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな(三条院) |
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みかのはら | みかの原 わきて流るる 泉川 いつ見きとてか 恋しかるらむ(中納言兼輔) |
あまつかぜ | 天津風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ をとめの姿 しばしとどめむ(僧正遍照) |
をぐらやま | 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ(貞信公) |
ありまやま | 有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする(大弐三位) |
いまこむと | 今来むと 言ひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな(素性法師) |
「くわい(慈姑)」「じねんじゅ(自然薯)」「せんまいづけ(千枚漬)」「にしんそば」は京都に関係ある食べ物から、「おこしやす」は花街である上七軒ならではの命名となっています。
ちなみに、東京には「うめぼし」という名前のAmazon Hubロッカーもあるそうです。
これからどんな名前のロッカーが増えるか気になりますね!
高島平のアマゾンのロッカーの名前かわいかった pic.twitter.com/Ob0drWpYiV
— ゾフじま (@zoffjima) April 20, 2020
Amazon Hub 「ありまやま」を実際に利用してみた!
今回は京阪本線・七条駅に設置してある「ありまやま」を実際に利用してみました。
Amazon Hubの利用方法はとってもかんたん。
- Amazonで購入したい商品をカートに入れてレジに進む
- お届け先を「Amazon Hub」スポットを選ぶ(今回はありまやま)
- 商品が到着すると受け取りバーコード(認証キー)付きのメールが送られてくるので、これを使って受け取る
購入したい商品をカートに入れてレジへ
まずは購入したい商品をカートに入れて、レジに進みます。
レジの「お届け先住所」をタップし、下部にある「受け取りスポットを探す」を選択。
ここで位置情報や住所、郵便番号で検索すると、近くのAmazon Hubロッカーが表示されます。
京都府のAmazon Hub一覧から、アドレス帳に追加する方法が簡単なのでオススメです。
Amazon Hubの設置場所(京都府)
- Amazon.co.jpが発送する商品のみ
- 危険物やサイズが大きい商品は使用できない
- ロッカーの保管期限は3日
- 代引きや電子マネー払いは非対応(支払い済商品のみ)
Amazon Hubロッカーから受け取り
「7月2日18時」に注文したところ、翌日3日10時に発送。
そして4日16時、受け取りに使用する「バーコード」と「認証キー」が記載された「受取可能メール」が届きました。
これを持って、ありまやまへ。
ロッカー正面のスキャーにバーコードをかざすか、キーパッドに認証キーを入力すると受け取ることができます。
ちなみに、新型コロナの感染防止のため、Amazonからのメールでは「バーコードスキャナー」が推奨されていました。
バーコードをスキャンすると、一瞬で商品が入った扉が開きました。
開くのは自動ですが、閉めるのは手動です。
「自動で閉まるのかなぁ」と眺めていたら、モニターに「商品を受け取ったら、ロッカーを閉めてください」と怒られてしまいました(すみません)。
最後は「ご利用ありがとうございます」とお礼まで。
Amazonの箱を持ち歩くのは、なかなか恥ずかしいので、大きめの袋を持参することをオススメします。
ちなみに、今回購入したのは、薬局ではほとんど見かけない「ライオン歯科材の『チェックアップ』」など。
歯科衛生士さんからオススメされて使い始めたのですが、この歯磨き粉に変えてから調子がいいです。
まとめ
この記事では、Amazon Hub「ありまやま」を実際に利用してみたレポートをお届けしました。
家族にバレたくない商品を受け取りたい方にもオススメのサービスです!
お近くにAmazon Hubがある方は、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか?