この記事では、野良猫撮影が好きな私が、「猫」に会える神社・お寺を4ヵ所厳選。
実際に撮影した写真と共にご紹介したいと思います。
猫に会える寺社①:梅宮大社
まずは、猫神社として有名な「梅宮大社(うめのみやたいしゃ)」です。
奈良時代、現在の綴喜群井出町付近に創建された神社。
本殿には、酒造の祖神・酒解神などが祀られており、酒造関係者からの信仰を集めています。
本殿や拝殿、楼門などは京都府の指定文化財に指定されています。
さっそく見つけました。猫ちゃん。
社務所受付の下で伸びていました。
この子の名前は「ツキ」ちゃん。
ちょっとだけ目覚めて…。
また寝ちゃいました。
梅宮大社の猫ちゃんたちは、大体いつも寝ています(笑)。
この日は、38度を超える猛暑日だったので、みんな涼しい日陰で溶けるように寝ていました。
なぜ梅宮大社に猫がいる??
約20年前、梅宮大社の宮司さんが野良猫を保護。
その後、保護した猫ちゃんが子供を産んだりして、どんどん数が増えていったそうです。
現在では、十数匹の猫ちゃんたちが梅宮大社にいるとのことです!
猫用のベッドなども用意されていて、とても大事にされていることがわかりました。
梅宮大社へのアクセス
京都市営バス「3・28・29・71」号系統に乗り、「梅宮大社前」で下車。
梅宮大社前交差点を「右」に曲がると着きます。
猫に会える寺社②:伏見稲荷大社
続いては京都の有名神社「伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)」。
奈良時代の711年、秦氏によって創建された神社。
全国に約3万社あるという稲荷神社・稲荷社の総本宮であり、日々、国内外から多くの観光客が訪れます。
商売繁盛の神社として有名で、朱色の鳥居が続く「千本鳥居」は多くの観光客を魅了し続けています。
伏見稲荷大社の奥にある「稲荷山」には、多くの野良猫が住んでいます。
正確な数はわかりませんが、合計すると20匹は確実にいると思います。
特に、稲荷山の谺ヶ池近くにある「熊鷹社」周辺には、特に多くの猫ちゃんたちがいます。
山麓の方にも数匹いるようで、千本鳥居の見張り番をしていることもありました。
切り株の上でゆったりしている所を千本鳥居の隙間から激写。
生後間もない白黒猫ちゃん。目がとてもまんまるです。
狛狐の懐で寝ていることもよくあります。
とても気持ちよさそう。
昔の写真に写り込んだ猫ちゃん
こちらの写真は、古本市で入手した古いポストカードです。
明治〜大正頃のものだと思われますが、実はこの写真に猫ちゃんが1匹映り込んでいるのです。
どこにいるかわかりますか??
正解は…ここ!
鳥居の上で優雅に伸びていました(笑)。
もしかすると、この猫ちゃんは今いる猫ちゃんたちのご先祖様なのかもしれませんね!
伏見稲荷大社へのアクセス
JR・稲荷駅から
JR奈良線・稲荷駅の改札を出てすぐ。
京阪・伏見稲荷駅から
京阪本線・伏見稲荷駅を下車後、東に進むと到着。
京都市営バス・稲荷大社前から
京都市営バス「105・南5」号系統に乗り、稲荷大社前で下車。
東に道なりに進むと到着。
猫に会える寺社③:行願寺
神社が2つ続きましたが、次はお寺です。
地元の人達からは革堂(こうどう)と呼ばれ親しまれている「行願寺’(ぎょうかんじ)」。
平安時代の寛弘元年(1004)、行円上人によって建てられた天台宗のお寺。
本尊の千手観世音菩薩像は、古くから続く霊場巡り「西国三十三所」の第19番札所であり、寿老人堂に祀られている寿老人は、都七福神の一つに指定されています。
行願寺の境内には、数匹の猫ちゃんがいます。
必ずいるとは限りませんが、私は高確率で猫ちゃんに遭遇しています。
ジー。
猫ちゃん用でしょうか。
小さなお家も設置されています。
何やら鉢にイタズラをしているようです。
見つかった…!
その後は日陰でくつろいでいらっしゃいました。
( ˘ω˘)スヤァ
行願寺へのアクセス
京都市営バス・河原町丸太町から
京都市営バス「3・4・10・17・37・59・65・93・202・204・205」号系統に乗り、「河原町丸太町」で下車。
寺町通りまで西に進み、寺町通りを南に進むと到着。
京阪・神宮丸太町駅から
京阪本線・神宮丸太町駅で下車後、丸太町通りを西に進む。
寺町丸太町交差点を南に進むと到着。
猫に会える寺社④:道祖神社
最後は京都駅近くにある小さな神社「道祖神社(どうそじんじゃ)」です。
京都駅から徒歩約4分の場所にある神社。
昌泰2年(899)、第59代・宇多法皇の東七条御所「亭子院」の鎮守社として創建されました。
道・旅人の神である「猿田彦大神」を祀り、交通安全や縁結びの信仰を集めています。
私は道祖神社の前をたまに通るのですが、この白黒の猫ちゃんはいつもいます。
「実はこの猫ちゃんが神社を管理している説」を個人的に推しています(笑)。
そのくらい白黒猫ちゃんはいつもいます。
地元の方からも好かれているようで、ナデナデされている様子をよく目にします。
茶トラとキジトラの猫ちゃんも発見。
めちゃくちゃ警戒心が強いサバトラ猫ちゃんもいました。
すごく睨まれてしまいました…。
道祖神社へのアクセス
京都駅から
JR琵琶湖線・湖西線・奈良線・嵯峨野線・東海道新幹線、近鉄京都線・橿原線、京都市営バス「京都駅前」を下車後、中央口から西へ進む。
京都の猫を知りたい方にオススメな「岩合光昭」さんの作品
岩合光昭さんは、有名な動物写真家の方です。
よくテレビなどのメディアに出演されているので、知っている方も多いのではないでしょうか。
2012年からNHK BSプレミアムで放送されている「岩合光昭の世界ネコ歩き」では、岩合さんが撮影した世界各地の猫ちゃんたちが紹介されています。
梅宮大社の猫ちゃんも登場した「スペシャル 京都の四季」では、岩合さんが1年をかけて撮影した「京都の四季と猫ちゃんたち」が放送され、大きな話題となりました。
この「スペシャル 京都の四季」は、DVD化されているので興味がある方はチェックしてみてくださいね!
写真集もあります!
「岩合光昭の世界ネコ歩き」はネット配信もされており、NHKオンデマンドやAmazonビデオ(NHKオンデマンドチャンネル)などで見ることが可能です。
また、動画配信サービス「U-NEXT」でも見ることが出来るんです!
U-NEXTの「京都の四季」は、レンタル料金が220円かかりますが、「31日間無料トライアル」に登録すると、600円分のポイントが貰えるので、これを使うとレンタルすることが可能です!
他のエピソードもレンタル可能ですが、600円を超える場合は有料になりますのでご注意ください。
私もU-NEXTで京都の四季を視聴しましたが、猫ちゃんたちがとっても可愛くて癒やされました。
この作品を見てから梅宮大社に行くと、また違った楽しみ方ができそうです!
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まとめ
以上、猫ちゃんがいる神社・お寺4選でした。
梅宮大社・伏見稲荷大社は有名ですが、行願寺と道祖神社は知らない方も多いのではないでしょか。
猫ちゃんの撮影もいいですが、4ヶ所ともご利益たっぷりの寺社ですので、ぜひ神仏に手を合わせてくださいね!!
神社やお寺は信仰の場です。
境内では神仏を敬う心を忘れず、マナーを守りましょう。
また、猫に対し、不適切な餌やりや過度な接触などを行わないようにしましょう。