毎年7月の京都は、盛大に行われる祇園祭でとても賑わうのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で「山鉾巡行・神輿渡御」は中止に。
例年の熱気に満ちた雰囲気ではなく、ひっそりとした静かな京都になっています。
そんな中、京都の玄関口「京都駅ビル」の大型サイネージに”ある感動的な映像“が映し出されました。
この記事では、この映像について詳しくご紹介していきます。
京都駅の大型サイネージとは?
京都駅の中央口に、4つの大型サイネージ(電子看板)が設置されていることをご存知でしたか?
180インチと210インチの各2枚ずつが四隅に設置。
2018年の4月に運用が開始され、いつもは京都の映像や地元企業などの広告が流れています。
One Heart. One Kyoto.
2020年7月6日から「京都の文化継承」と「京都の人々の気持ちを応援する」という目的から、「祇園祭の映像とメッセージ」の30秒間の映像が流れ始めました。
疫病退散の祭り 衹園祭
今年は山も鉾もステイホームしとりますが
平安の昔から、日本は疫病禍から立ち上がってきましたんやで。
今年はがんばって 来年、お目にかかりまひょ。
いつもの祭りはなくとも、心をひとつに。
One Heart. One Kyoto.
京都駅ビルグループ
ジェイアール京都伊勢丹、HOTEL GRANVIA KYOTO、The CUBE、Porta、京都駅ビル
本当に感動的な映像でした…!
去年のことなのに、なんだか凄く懐かしいような不思議な感覚も。
新型コロナが終息し、来年はみんな笑いながら祇園祭を迎えることがいいなぁと感じます。
ちなみに、8月上旬からは、「One Heart. One Kyoto.」の下に協賛企業各社のロゴが放映されるということです。
祇園祭の映像はいつ流れる?
この映像の放映期間は、一部期間を除いて「7月6日から約3ヶ月間」。
毎日「朝6時から24時まで」の間、日に約200回放映されるということです。
筆者がサイネージを眺めて確認したところ、映像は「貴船(京都プレミアム) → 綾鷹 → 島津製作所 → Welcome to Kyoto → 四季折々の京都(京都プレミアム) → nichicon → 西陣織 → GS YUASA」の順でした(7月10日現在)。
参考になれば幸いです!
まとめ
この記事では、京都駅のサイネージで流れている祇園祭の映像についてご紹介しました。
映像は本当に良かったのですが、個人的には「ナレーションがあったらもっと良かったかなぁ」と感じました。
みなさんも京都駅へお越しの際は、ぜひサイネージに注目してみてくださいね!