京都の人気スポット・清水寺に隣接する「地主神社（世界遺産）」。
古くから清水寺と深い関係にあり、近年では「縁結びの神」として大変人気のある神社です。
そんな地主神社ですが、社殿の修復工事のため、長い間参拝できなくなるようです。
京都・地主神社の工事の期間とは？
掲示されている案内によれば、社殿の修復工事は「2022年5月頃から約3年間」を予定しているそうです。
工事の開始・終了の詳しい日程はまだ決まっていないようで、神社の方にお話を聞いたところ、開始時期は6月に入ってからになるかもしれないとのことでした。
工事期間もあくまで予定なので、短くなる可能性も大いにあります。
工事期間中は閉門となるため、通常の参拝が出来なくなると思われます。
地主神社の境内はあまり広くないため、工事と参拝受付を同時に行うのは危険と判断したのでしょう。
京都・地主神社の工事の内容
今回の工事では、本殿と拝殿が修復されるようです。
本殿と拝殿は、寛永10年(1633)に江戸幕府第3代将軍・徳川家光によって再建されたもので、どちらも重要文化財に指定されています。
本殿は入母屋造と権現造を兼ね備えた様式で、極彩色に彩られているのが特徴。
やや色あせ気味の極彩色がどのくらい蘇るのか。注目です。
拝殿は清水寺の本堂のすぐ後ろにある社殿で、「舞台造（懸造）」となっているのが特徴。
清水寺の本堂と地主神社の拝殿で「W舞台」ですね。
拝殿は屋根が相当傷んでいるようで、真新しい修復の跡が目立っています。
こちらもどのくらいキレイになるのか楽しみです。
京都・地主神社の工事まとめ
以上、地主神社の工事について分かっていることをまとめてみました。
清水寺・地主神社には定期的に行っているので、また何か動きがあったら追記したいと思います。
